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2015 年度 研究成果報告書

膜貫通ヘリックス間相互作用の一分子ダイナミクス計測:アミノ酸配列・脂質組成の影響

研究課題

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研究課題/領域番号 25460034
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理系薬学
研究機関京都大学

研究代表者

矢野 義明  京都大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (60402799)

連携研究者 松崎 勝巳  京都大学, 薬学研究科, 教授 (00201773)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード膜タンパク質フォールディング / モデル膜貫通へリックス / 一分子FRET
研究成果の概要

膜タンパク質は多くの薬の標的となっているが、膜内での蛋白質安定性に寄与する駆動力がどのような性質か不明な点が多い。本課題では膜タンパク質の基本骨格である膜貫通ヘリックスを形成するモデルペプチドを用いて、リポソーム内での会合ー解離挙動を一分子蛍光励起エネルギー移動法で検出する手法を確立した。ヘリックス会合モチーフGXXXG導入により平行型ヘリックス会合が見られ、二回膜貫通同士も会合する事が明らかになった。また多くの膜タンパク質活性に影響するコレステロール添加により、GXXXGヘリックスの平行型会合は抑制された。このようにアミノ酸配列と脂質の両方がヘリックス間相互作用に影響することが実証された。

自由記述の分野

生体膜の生物物理化学

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公開日: 2017-05-10   更新日: 2017-05-22  

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