研究課題
基盤研究(C)
癌細胞の低酸素応答に対する薬物治療や癌の低電位細胞を創薬ターゲットとする新しい研究に有用な電位応答型蛍光プローブの設計のための基礎研究を行った.蛍光プローブを構成する蛍光部位と電位応答部位の架橋は,直接の共役を避けかつなるべく短く設計することが効率的な光誘起電子移動に重要であることを示した.また,電位応答部位にフェロセンのみならずヒドロキノンやカテコール化合物,蛍光部位に従来の蛍光性物質に加えオルトカルボラン類の可能性を示した.
物理系薬学 有機電子移動化学