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2015 年度 研究成果報告書

両親媒性包接化合物サイクリックビスデスモシドの生物薬剤学的有用性の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25460052
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理系薬学
研究機関広島国際大学

研究代表者

村上 照夫  広島国際大学, 薬学部, 教授 (20136055)

研究分担者 小田 啓祐  広島国際大学, 薬学部, 助教 (60712594)
森 信博  広島国際大学, 医療栄養学部, 教授 (70412351)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードサイクリックビスデスモシド / 難水溶性化合物 / 包接複合体 / 溶解度改善 / 吸収改善 / シクロデキストリン
研究成果の概要

植物から抽出したサイクリックビスデスモシド (T‐1) は両親媒性で環状構造を有しており、シクロデキストリン(CD)と同様に、包接化合物としての利用が期待できる。本研究では、水虫の経口投与治療薬として用いられているイトラコナゾールを用い、イトラコナゾールの消化管吸収に及ぼす影響をT-1とハイドロキシプロピル-β‐CD (HP-β-CD) 間で比較。T-1の溶解度改善は約9倍強いものの、吸収促進作用は劣ることが分かった。その理由として、T1は消化管内で代謝されることが認められたが、化学構造を変えることにより、安定性や脂溶性を変えることは可能であると期待される。

自由記述の分野

生物薬剤学

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公開日: 2017-05-10  

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