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2017 年度 研究成果報告書

癌の光線力学療法の効果を十分発揮させるためのトレーサブル光増感製剤の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25460053
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理系薬学
研究機関崇城大学

研究代表者

竹下 啓蔵  崇城大学, 薬学部, 教授 (70175438)

連携研究者 岡崎 祥子  崇城大学, 薬学部, 講師 (40435152)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2018-03-31
キーワードMRI / デキストラン / クロリンe6 / 腫瘍 / 光線力学療法 / 体内動態
研究成果の概要

光増感剤のトレースをMRIで行うための担体として、ガドリニウムキレートを結合させたデキストラン(Gd-Dex)を合成した。Gd-Dexは静脈内投与後すぐにS180マウス腫瘍に集積した一方、健常マウスでは60 分以上に亘り血管内に滞留した。腫瘍への体積当たりの蓄積量は、投与60分後では腫瘍サイズ500-3000 mm3 の間でほぼ同程度となった。血中のGd-Dexは加水分解後速やかに腎排泄されたが、一部は肝臓に集積した。一方、デキストランへの光増感剤chlorin e6(Ce6)の結合はシアノ化デキストランをエチレンジアミン結合Ce6と反応させることで合成できた。

自由記述の分野

物理系薬学

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公開日: 2019-03-29  

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