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2015 年度 研究成果報告書

硫酸化糖鎖による炎症シグナルの調節とその破綻による炎症疾患発症に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25460080
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関神戸薬科大学

研究代表者

灘中 里美  神戸薬科大学, 薬学部, 講師 (60378578)

連携研究者 北川 裕之  神戸薬科大学, 薬学部, 教授 (40221915)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードproteoglycan / glycosaminoglycan
研究成果の概要

細胞表面や細胞外マトリクスに存在する硫酸化糖鎖が, 受容体を介して細胞内にシグナルを入力し, 細胞機能の制御に働く場合がある. この機能は, 硫酸化糖鎖の量・糖鎖長・硫酸化構造によって調節されるため, 硫酸化糖鎖の合成異常は細胞機能に影響を与え, 疾患の原因となり得る. 硫酸化糖鎖の合成異常を起こした遺伝子欠損マウスを解析した結果, 炎症性疾患の病態が重篤に現れ, この現象がマクロファージの過剰な応答に起因する可能性が示唆された. 本研究から, 炎症に関連する硫酸化糖鎖が合成される要因とToll-like 受容体の活性化に関わる硫酸化糖鎖の構造的特徴が明らかになった.

自由記述の分野

glycobiology

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公開日: 2017-05-10  

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