2015 年度研究成果報告書

ApollonによるMitosis制御機構

研究課題

研究課題/領域番号	25460084
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
研究分野	生物系薬学
研究機関	国立医薬品食品衛生研究所
研究代表者	内藤幹彦国立医薬品食品衛生研究所, 遺伝子医薬部, 部長 (00198011)
研究期間 (年度)	2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード	サイクリンA / Apollon / 細胞周期 / ユビキチン
研究成果の概要	細胞周期を制御するサイクリンA、Bは細胞分裂期（M期）にAPC/Cによってユビキチン化されプロテアソームで分解されるが、スピンドルチェックポイントによってAPC/Cが不活性化されている分裂期前期にサイクリンAが分解される機構は良くわかっていない。本研究では、細胞死阻害タンパク質ApollonがサイクリンAと結合し、分裂期前期でのサイクリンA分解に重要な役割を果たしている事を明らかにした。Apollon欠失細胞ではM期でのサイクリンA分解が正常に起こらず、M期の進行が遅れる事がわかった。
自由記述の分野	細胞生物学