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2015 年度 研究成果報告書

2つのプロスタノイド受容体情報伝達系活性化バランスによる結腸癌細胞制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25460091
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 薬理系薬学
研究機関千葉大学

研究代表者

藤野 裕道  千葉大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (40401004)

連携研究者 村山 俊彦  千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (90174317)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードGタンパク質共役型受容体 / プロスタノイド / 細胞内情報伝達系 / バイアスリガンド
研究成果の概要

プロスタグランジンD2(PGD2)とプロスタグランジンE2(PGE2)は、それぞれの受容体へのクロストークが知られているが、その生理的役割や意義についての報告は少ない。本研究にてPGD2とPGE2は、それぞれEP2受容体またDP受容体に作用した場合、パーシャル・アゴニストではなく、バイアス・アゴニストとして特定の情報伝達系を偏重して活性化する事などを明らかとした。PGD2は癌の抑制、PGE2は癌悪性化への関与が報告されているが、内因性プロスタノイドのバイアス性を明らかにできた事は、受容体の生理的な役割を研究するうえで、これまでとは異なる解釈やアプローチを提供できる大きな成果であると考えている。

自由記述の分野

分子細胞薬理学

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公開日: 2017-05-10  

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