研究課題
基盤研究(C)
Polyriboinosinic-polyribocytidilic acid (PolyI:C)は擬似的にウイルス感染惹起する化合物であり、生体内では強力に自然免疫反応を誘導することが知られている。我々は新生仔期のPolyI:Cが成熟期まで続く高次脳機能障害を惹起することを報告している。本研究課題では、アストロサイトからのFstl1の分泌増加が前頭皮質の神経発達を障害すること明らかにした。また、PolyI:C による神経発達障害の対処方法としてFstl1を分泌抑制が有効であることを示した。
神経精神薬理学