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2015 年度 研究成果報告書

ニコチンの意思決定に与える影響と創薬標的としてのニコチン受容体

研究課題

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研究課題/領域番号 25460094
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 薬理系薬学
研究機関名古屋大学

研究代表者

溝口 博之  名古屋大学, 環境医学研究所, 助教 (70402568)

連携研究者 山田 清文  名古屋大学, 医学部附属病院, 教授 (30303639)
山中 章弘  名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (60323292)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード意思決定 / ニコチン / 覚せい剤 / ニコチン受容体
研究成果の概要

喫煙(ニコチン)は、依存症という副作用を持つ反面、精神症状を鎮静化する作用を併せ持つことから、創薬標的としてのニコチン受容体の有用性が指摘されている。本研究では、ニコチンの意思決定への影響、覚せい剤誘発意思決定障害に対するニコチンの治療効果、意思決定に関与する神経回路網におけるニコチン受容体の役割について検討した。その結果、ギャンブル試験では、ニコチン投与は意思決定に大きな影響をあたえないこと、ニコチン投与は覚せい剤誘発意思決定障害を緩解させることを証明した。その作用機序は不明であるが、少なくとも精神疾患で見られる意思決定障害の創薬ターゲットとして、ニコチン受容体が有用である可能性を示した。

自由記述の分野

薬理系薬学

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公開日: 2017-05-10   更新日: 2018-02-02  

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