PPAR-gammaアゴニストであるマグノロールは、Santalum album材より単離された新規抗腫瘍活性セスキテルペンのHL-60白血病細胞に対する選択的腫瘍細胞毒性を100倍以上増強させた。また、カンゾウから単離されたプレニルイソフラボノイド誘導体およびビャクシから単離された新規クマリン誘導体は、PPAR-gammaアゴニスト活性を有し、シスプラチンのA549肺腺がん細胞に対する細胞毒性を増強させた。その他、神秘湯エキスおよびマオウエキスにPPAR-gammaアゴニスト活性を見出した。ハマボウフウからPPAR-gammaアゴニストとして、3種のプレニルフロクマリン誘導体を同定した。
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