多環性天然物cassiarin Aをリード化合物として、新規機能性分子の探索のために構造活性相関の検討を行なった。また、ceramicine Bに脂肪細胞分化抑制作用およびメラニン産生抑制作用を見出した。熱帯未利用植物の抽出物ライブラリーを対象としてスクリーニングを行い、キョウチクトウ科 Leuconotis griffithii より単離したビスインドールアルカロイド、bisleuconothine A にオートファジーの活性を見出した。さらに、キョウチクトウ科Tabernaemontana phymataより単離したインドール型アルカロイドに脂肪細胞分化抑制活性を認めた。
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