研究課題
基盤研究(C)
生物活性化合物の活性発現に必要な構造要素(ファーマコフォア)に着目し、それらを合理的に設計した骨格構造上に配置・再構築することにより、高活性かつ安定な生物活性化合物の創製法の提案を行った。生物活性としては転写制御活性に注目し、種々の化合物の設計および構造展開を行うことにより、様々な核内受容体型転写因子に対する制御化合物の創製に成功した。創製した化合物は癌などの疾患治療薬のリードとして有望であり、また開発した手法は医薬候補化合物の創製において新しいアプローチを提案するものである。
創薬化学