IDO阻害剤のリード化合物取得を目的とした誘導体デザイン・合成・評価を実施した。その結果、いずれの化合物も活性増強もしくは物性向上させることに成功した。また細胞系におけるIDO阻害活性評価系を構築・評価し、期待通り細胞系でIDO阻害活性を示す化合物を複数見出した。 当初目標値を上回るIDO阻害活性を示す化合物を多数見出したことから、本化合物を用いたin vivo薬理評価を実施した。その結果、用量依存的な薬理活性が認められ、一連の化合物の中で初めてin vivo活性を示す化合物を見出すことに成功した(特許・論文投稿予定)。 以上、3年間の研究期間においてIDO阻害剤のリード化合物候補を取得できた。
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