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2015 年度 研究成果報告書

ピロリ菌CagAの宿主細胞内安定性を規定する細胞特性の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 25460173
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 環境・衛生系薬学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

津川 仁  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30468483)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードオートファジー / がん蛋白質 / ピロリ菌 / CD44 / VacA / CagA
研究成果の概要

H. pyloriのがん蛋白質CagA分解を司るautophagyの宿主細胞シグナルは、VacA受容体であるLRP1が、リソソーム産生亢進を仲介することで、autophagosomeとautolysosomeの融合起点において重要な役割を担うことを明らかとした。さらにLRP1への結合を介して、LRP1によるautophagy発現シグナルを不に制御する分子を見出し、この分子の過剰発現細胞はCagAを特異的に蓄積させるのみならず、CD44v9発現を惹起させることを明らかとした。本研究成果により、CagA蓄積とCD44v9発現亢進に繋がる極めて重要な宿主細胞キャラクターが同定された。

自由記述の分野

細菌学

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公開日: 2017-05-10  

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