研究課題
肝細胞癌患者に対して唯一承認されている分子標的薬、ソラフェニブを用いた治療において一か月以内の中止や減量を予測可能なパラメーターとして投与開始から1週間の早朝トラフ値を結んだ血清中濃度時間曲線下面積値が抽出された。さらにソラフェニブの長期服用症例から、安全で治療効果の期待できるトラフ値血清中濃度を算出し、これらをまとめて論文として公表した。一方、ソラフェニブ服用前に副作用発現予測し、服用の中止を回避する目的で、患者検査値と副作用発現の有無、服用継続期間との関連は引き続き精査を行っていく。これに加えてソラフェニブ服用前後の患者血清を用いたメタボローム解析についても引き続き行っていく。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 2件)
Ann Clin Biochem
巻: 52 ページ: 576-587
10.1177/0004563214568871
YAKUGAKU ZASSHI
巻: 135 ページ: 917-923
10.1248/yakushi.15-00001
Tohoku J Exp Med
巻: 237 ページ: 173-182
10.1620/tjem.237.173
医薬品相互作用研究
巻: 39 ページ: 29-35