研究課題
基盤研究(C)
男性生殖系器官の発生・分化メカニズムを解明する目的で、胎生期~成熟期マウスの精巣上体及び前立腺における細胞表面糖鎖や細胞骨格分子の発現動態や局在変化を免疫組織化学的に解析した。その結果、レクチン結合部位、プロトン分泌関連分子、サイトケラチン分子等の分布・局在パターンが各器官上皮の領域、分化時期、細胞種で異なることを見いだした。また、いくつかの糖鎖構造や分子が上皮細胞の分化マーカーとして有効である可能性を示した。
生殖医学生物学