研究課題/領域番号 |
25460256
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
高橋 則行 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 研究技術員 (80267450)
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研究分担者 |
石塚 文平 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (80097336)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 卵変性 / 卵成熟 / 神経変性 |
研究実績の概要 |
本実験で中心的に用いられる遺伝子改変動物の購入における書類上の手違いから購入が遅れたことと、繁殖が思いの外進まずに実験に必要な動物数が不足していることから、延長申請をして研究を行う予定である。一方でそれ以外の部分を前倒しに進めたことにより、予定期間において年一回以上の学会発表および25年度・27年度における論文発表の成果を得ている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初から、方法(1)-(i) 卵変性・卵成熟におけるNF-Hのリン酸化の意義を明らかにする実験において、NF-H KOマウスの取得が不可欠であったが、その購入が約1年遅れたためすべてが1年前倒しになっている。加えて現時点では実験に必要な動物数が不十分であり現在交配を繰り返し行っている状態であるが、延長申請を出した本年度に確実に実験を行い、成果をまとめ発表できると考えている。その他の研究についても、まとまった結果を得たものから順に、論文化を進めている。 方法(3) 共通点に存在する他の分子について役割の解析についての研究成果のひとつとして、FMR1分子についてまとめ、本年度中に論文化した(研究業績に記載)。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画・方法として挙げたもので、着手していない部分を精力的に進めていく。方法(1)の遂行に必要なNF-H KOマウス数に達していないため、交配を再優先させて行う。それ以外の、現在進行過程にある研究については、論文化が可能となるまとまりある結果を期間内に得るべく、精力的に実験を進めるのと同時に、論文作成も期間内に終了するよう進めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
遺伝子改変動物の購入が遅れ、さらに実験に必要な動物数が揃っていないため
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次年度使用額の使用計画 |
購入が遅れた遺伝子改変動物の飼育・交配・実験・サンプル処理およびデータ解析・論文作成にかかる費用に充てる
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