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2015 年度 研究成果報告書

肝臓をモデルとした、発生・再生過程での組織幹細胞の性状変化の解析とその応用

研究課題

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研究課題/領域番号 25460271
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関札幌医科大学

研究代表者

谷水 直樹  札幌医科大学, 医学部, 准教授 (00333386)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード組織幹細胞 / 肝臓 / 肝細胞 / 胆管上皮細胞
研究成果の概要

肝臓の肝幹前駆細胞 (liver stem/progenitor cell; LPC)をEpCAM(+)細胞として分離し、その増殖・分化能を検討した。新生仔期のEpCAM(+)細胞は、高い増殖能と肝細胞への分化能を有していた。一方、発生が進むとEpCAM(+)細胞の肝細胞への分化能が著しく低下することが明らかになった。肝細胞への分化を抑制する分子として、発生とともにEpCAM(+)細胞で発現が上昇する転写因子grainyhead-like 2 (Grhl2)を同定した。Grhl2は肝細胞分化に必要なmiR122の発現を抑制することで、LPCの肝細胞分化を抑制していることが明らかになった。

自由記述の分野

細胞生物学

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公開日: 2017-05-10  

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