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2015 年度 研究成果報告書

時間治療を目指した腫瘍細胞概日時計の多様性の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25460309
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関愛知医科大学

研究代表者

増渕 悟  愛知医科大学, 医学部, 教授 (80362771)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード時計遺伝子 / 癌 / 低酸素
研究成果の概要

時間治療を考えるとき治療抵抗性である低酸素部位の癌細胞リズムを知ることは非常に重要である。そのため低酸素ががん細胞リズムに与える影響を明らかにする実験を行った。細胞を低酸素パルスに暴露したところ低酸素強度依存的に、かつ暴露タイミング依存的に細胞の時計位相がシフトすることが分かった。また、低酸素暴露による培地のpH低下を緩衝剤で抑えることで時計位相のシフトを抑制できることが分かった。また、低酸素暴露時にPer1,Dec1遺伝子発現の上昇がみられた。この時計遺伝子の上昇は緩衝剤によるpH低下抑制の影響を受けなかった。これらのことから腫瘍内低酸素環境での生物時計の状態を推定することができる。

自由記述の分野

時間生物学

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公開日: 2017-05-10  

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