HDACファミリー(HDAC1~11)の発現を様々な脳領域で検討した(①)。その過程で肥満マウスのHDAC発現に関するデータを蓄積した。さらに、MCHを欠損したマウスの行動変容を統計手法を用いて定量的に解析した(②)。また、肥満マウスの行動変容も定量的に解析した(③)。これらのデータ間比較から、本研究の仮説の妥当性を支持する結果を得ることができた。①~③は論文として出版され、HDAC発現を操作したマウスの網羅的行動解析ならびにHDAC発現の変化に伴う遺伝子発現変化の解析を行うための準備は整った。
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