Fas/CD95 誘導性アポトーシスに関与するキナーゼを探索するためにキナーゼ特異的なRNAi スクリーニングを行い、Fas 誘導性アポトーシスを正に制御する新たなキナーゼを8種類同定した。同定されたキナーゼはそれぞれノックアウト細胞を作成し、Fas誘導性アポトーシスの必要性およびその役割を解析した。なかでも、スクリーニングで同定されたキナーゼの一つであるSTK11は、アポトーシス誘導に促進的に機能する脱ユビキチン化酵素CLYDをリン酸化制御することでアポトーシス誘導を制御していることを突き止めた。
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