研究課題/領域番号 |
25460384
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
中村 悟己 浜松医科大学, 医学部, 特任研究員 (20377740)
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研究分担者 |
柴田 清 浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 技術専門員 (80397372)
藤江 三千男 浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 技術補佐員 (90397373)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 分子標的薬 / LIX1L蛋白質 / 胃癌 / miRNA |
研究成果の概要 |
我々は様々な癌細胞に特異的に発現するLIX1L遺伝子・蛋白質を同定し、LIX1Lは癌細胞増殖促進に働く機能を持っていることを明らかにしました。LIX1LはROS1キナーゼによりリン酸化を受け、様々なmiRNAを含むRNAに結合し、癌細胞増殖を促進することが明らかになりました。また、LIX1Lの136番目のチロシンを含む10アミノ酸の相同性ペプチドに、LIX1Lのリン酸化を抑制し、その結果、抗腫瘍効果が誘導されることも明らかにしました。これらのことから、LIX1Lは様々な癌に発現する共通の蛋白質であり、それを標的としたペプチドにより、新しい治療薬開発に発展できる可能性が示されました。
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自由記述の分野 |
分子腫瘍学
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