研究課題/領域番号 |
25460414
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 岩手医科大学 (2014-2015) 山梨大学 (2013) |
研究代表者 |
川崎 朋範 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (90456484)
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研究分担者 |
加藤 良平 山梨大学, 総合研究部, 教授 (30152755)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 乳癌 / 神経内分泌腫瘍(NET) / 神経内分泌癌(NEC) / 神経内分泌型非浸潤性乳管癌(NE-DCIS) / 神経内分泌細胞過形成 |
研究成果の概要 |
乳腺神経内分泌癌(breast neuroendocrine carcinoma, B-NEC)の発生機構として、一部のB-NECの背景乳腺組織に、核異型性を有さない神経内分泌細胞が孤在性/散在性、集塊状ないし円周状パターンで広く分布する“神経内分泌細胞過形成”の概念を提唱し、前癌病変としての意義を初めて示した。また、乳管内乳頭腫との密接な関連性や、通常型管内癌が浸潤時/浸潤後に神経内分泌形質を獲得した症例も報告し、B-NECの発生に複数のメカニズムが関与することを明らかにした。さらに、乳房内腫瘍塞栓を介する特異な転移様式、needle implantationによる再発機序等も初めて示した。
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自由記述の分野 |
乳腺病理
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