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2015 年度 研究成果報告書

胃分化型腺癌における基底膜接着幹細胞の同定および生物学的意義と胃型腸型形質発現

研究課題

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研究課題/領域番号 25460417
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人体病理学
研究機関広島大学

研究代表者

大上 直秀  広島大学, 医歯薬保健学研究院(医), 准教授 (60346484)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード病理学 / 胃癌 / 癌幹細胞 / KIF / IQGAP3
研究成果の概要

本研究の目的は、胃癌の癌幹細胞を同定することである。胃癌細胞のスフェロイドではモノレイヤーで培養した場合と比較し、KIFC1、KIF11、IQGAP3の発現が亢進していた。KIFC1は高分化腺癌、KIF11は腸型形質の胃癌、IQGAP3は胃型形質の胃癌において特に高発現していた。これらをノックダウンするとスフェロイド形成が阻害されたことから、胃癌の癌幹細胞の形成に重要であることが示唆された。一方、食道扁平上皮癌においては放射線化学療法後の腫瘍細胞にポドプラニンが染色され、癌幹細胞のマーカーになる可能性がある。今後はKIFC1、KIF11の阻害剤の効果を検討する予定である。

自由記述の分野

分子病理学

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公開日: 2017-05-10  

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