研究成果の概要 |
類内膜腺癌の分離癌腺管の形質をA型;ER陽性もしくはPgR陽性かつHER2陰性;B型ER陽性もしくはPgR陽性かつHER2陽性;C型:ER陰性かつPgR陰性かつHER2陰性;D型いずれも陰性、に分類して臨床病理学的、分子病理学的な差異を検討した。Type A, Bの進行期分類ではI, II期が多く、type C, DではIII期、IV期が多かった。PTENの発現低下はtype Cで少なかった。KRAS変異はtype Cに多く、PIK3CA変異はtype A, Bに多かった。LOHはtype C, Dに多く、MSIは共通していた。メチル化状態は各形質で共通していたが、出現パターンは異なっていた。
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