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2016 年度 研究成果報告書

肺腺癌におけるCADM1過剰発現による悪性形質獲得機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25460432
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人体病理学
研究機関自治医科大学 (2015-2016)
東京大学 (2013-2014)

研究代表者

松原 大祐  自治医科大学, 医学部, 准教授 (80415554)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードCADM1 / RAPGEF2 / RAP1 / non-TRU type
研究成果の概要

我々は、高悪性度の浸潤腺癌の中に腫瘍抑制遺伝子CADM1を過剰発現する群があることに着目した。CADM1陽性の肺腺癌細胞株は、気管支上皮マーカーの発現が低く、RAPGEF2を共発現する。RAPGEF2のノックダウン実験により、RAPGEF2がCADM1による腫瘍抑制効果を低下させ、RAP1を介した癌細胞のMigrationを促進することが示された。原発性肺腺癌140例の解析結果から、CADM1陽性例で特徴的に、RAPGEF2の高発現が、気管支上皮マーカーの発現低下と予後不良に関与し、RAPGEF2がCADM1陽性の高悪性度肺腺癌の悪性形質獲得に関わることが示唆された。

自由記述の分野

肺癌

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公開日: 2018-03-22  

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