研究課題/領域番号 |
25460436
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
本間 圭一郎 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20505945)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
キーワード | 悪性リンパ腫 |
研究概要 |
健常人末梢血buffy coatから分離した単核球を、低濃度IL-2(10U/ml)およびfeeder (K562-mb15-41BBL)とともに共培養し増幅後、MACSで選択したNK細胞、およびレンチウイルスでEBER2、BARF1を導入したNK細胞を調整した。これらのNK細胞とNKリンパ腫細胞株(SNK6, NKL)からゲノムDNA、RNA、lysateを調整した。これらの検体でlysateはiTRAQ試薬による修飾ペプチドを調整し、ゲノムDNAはoligoarry CGH + SNP array解析に供した。ゲノムDNAでは申請者らの既報oligo array CGHで確認されたゲノム異常のほかに、新たに複数領域でUPDを認めた。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
申請者の施設におけるiTRAQ MS/MS解析を行う質量分析計の利用者が多く、解析できるまで時間を要するため、実験の進行にやや遅れが生じている。
|
今後の研究の推進方策 |
iTRAQ MS/MS解析については、他施設との共同研究で早急に解析を行う。ゲノム解析で明らかになったUPD領域の責任遺伝子を同定し、臨床検体での解析に移行する。
|
次年度の研究費の使用計画 |
支出額は消耗品であり、これらは実験の実際の進捗状況や試行錯誤により変動する。本年度は別欄で記載の事由により研究進行に若干の遅れを生じ、そのため当初の予定額を下回った。 次年度使用額は、適宜外注会社のリソースなども利用し研究計画に遅れが生じないよう有効活用する。
|