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2015 年度 研究成果報告書

小腸原発腸管症関連CD8陽性T細胞リンパ腫の細胞組織学的特徴と増殖機序

研究課題

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研究課題/領域番号 25460444
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人体病理学
研究機関福岡大学

研究代表者

竹下 盛重  福岡大学, 医学部, 教授 (90171636)

研究分担者 中村 昌太郎  岩手医科大学, 医学部, 准教授 (10243932)
連携研究者 石塚 賢治  鹿児島大学, 医学部, 教授 (10441742)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードenteropathy / T-cell lymphoma / C-MET / C-MYC / FISH
研究成果の概要

日本のEATL(腸管症関連T細胞リンパ腫)では大部分がII型であり、その多くはCD56+, CD8+T細胞リンパ腫であった。その非腫瘍部位の粘膜には、腫瘍性のIEL(上皮内リンパ球)が約70%にみられ、また反応性IELが多くみられる腸管症病変が約50%に認められた。腫瘍細胞はC-METの反応が約80%に、またリン酸化MAPKが90%、C-MYCが約40%、BCL2が70%強に認められた。また、FISH によるC-METの増幅は65%、C-MYCの増幅が71%に認められた。EATLでは、C-MET/MAPK系やC-MYC/BCL2系を介する細胞の増殖維持が腫瘍化に関与していると推測した。

自由記述の分野

血液病理学

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公開日: 2017-05-10  

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