研究成果の概要 |
遺伝子増幅は正常細胞が癌化する主な原因のひとつであり癌遺伝子増幅を知ることは分子標的治療を行う上で重要である。本研究では、日本人で頻度の高い胃癌、大腸癌、乳癌における46遺伝子についてmultiplex ligatioin-dependent probe amplification (MLPA)とfluoresence in situ hybridization を使って検索した結果、受容体チロシンキナーゼ遺伝子(ERBB2, FGFR1, FGFR2, EGFR, MET) 細胞増殖のG1-S制御遺伝子(CCNE1, CCND1、CDK6)、MYC, MDM2の増幅が見られた。
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