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2015 年度 研究成果報告書

食道癌局所における浸潤促進因子についての研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25460474
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関高知大学

研究代表者

長沼 誠二  高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 助教 (50452123)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード食道扁平上皮癌 / 浸潤転移 / Notchシグナリング / EMT
研究成果の概要

食道扁平上皮癌(ESCC)の浸潤先端部においてEMT(上皮間質転換)様の形態変化を示す細胞が存在し、それらがときにEMTのマーカーであるZEB1の発現とともにNotch1の核内発現 (ICN1) を示すことを明らかにした。この特定のパターンのICN1発現の有無は、ESCC症例の中長期予後と明らかに相関しており、さらに腫瘍の深達度、脈管侵襲、リンパ節および遠隔転移の有無といたfactorとも相関が見られることが明らかになった。このICN1発現は化学・放射線療法後のESCC標本や局所再発病変においてその陽性頻度が有意に増しており、腫瘍の予後不良や転移再発の重要なマーカーとなり得ることを示した。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2017-05-10  

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