研究課題/領域番号 |
25460487
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2015) 独立行政法人国立がん研究センター (2013-2014) |
研究代表者 |
新井 恵吏 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (40446547)
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連携研究者 |
後藤 政広 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 主任研究員 (00291138)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | エピゲノム / 純化細胞 / 前がん状態 / 肝細胞がん / 慢性肝炎 / 肝硬変 / 肝炎ウイルス |
研究成果の概要 |
肝部分切除術検体から、計31検体分の正常肝細胞ならびに非がん肝細胞を純化し得た。比較対照の組織検体と共にゲノム網羅的DNAメチル化解析を行った。HCV陽性症例はHBV陽性症例に比してDNAメチル化異常の頻度が高く、HCV陽性症例ではDNAメチル化亢進の頻度が高かった。HBV特異的プロファイルは極めて少なく、一方でHCV特異的プロファイルはゲノム全体に高頻度で認められた。組織検体と純化肝細胞の結果は概ね一致していたが、純化細胞でより顕著に観察できる特徴もあった。純化細胞を用いることでChIP-seqが可能になり、臨床情報と紐付いたヒト臨床検体のヒストン修飾パターン取得が可能になった。
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自由記述の分野 |
病理学、エピゲノム
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