研究課題/領域番号 |
25460506
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
岩本 隆司 中部大学, 生命健康科学部, 教授 (60223426)
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研究分担者 |
市原 正智 中部大学, 生命健康科学部, 教授 (00314013)
野田 明子 中部大学, 臨床検査技術教育・実習センター, 教授 (80252287)
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連携研究者 |
大内 靖夫 千葉大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70553858)
上山 知己 京都府立医科大学, 医学系研究科, 講師 (80379388)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | マイクロRNA / 拡張型心筋症 / アンジオテンシン変換酵素 / ヘキソキナーゼ2 / MAS1 |
研究成果の概要 |
拡張型心筋症の多くは原因不明の難治疾患である。マイクロRNAは最近発見された小さなRNAであるが、我々の樹立した心筋特異的マイクロRNA-143/145高発現マウスは早期より拡張型心筋症様の症状を呈して死亡する。その心臓ではアンジオテンシン変換酵素 (ACE)が高発現しておりその阻害剤で症状が改善した。また、ACE2の発現も亢進しており、その産物の受容体であるMAS1の発現が有意に低下していたため、病態にはアンジオテンシン代謝関連分子のバランス異常の関与が考えられた。 また解糖系酵素ヘキソキナーゼ2(HK2)の発現も低下しており、HK2の低下によるオートファジー不全の関与も示唆された。
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自由記述の分野 |
分子生物学
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