1、 妊娠マウスのトキソプラズマ感染実験により胎児の子宮内発育不全、胎盤の樹状細胞 (DC) 成熟およびTh分化誘導能を解析した。 2、 末梢の未熟DCを標的とするトキソプラズマ急増虫体特異的HSP70 (T.g.HSP70) ワクチンにより、感染細胞特異的CD8+およびCD4+細胞傷害性T細胞 (CTL) の誘導とCTL移入による防御免疫誘導を解析した(Parasitol Int.2014;63:408)。T.g.HSP70ペプチドのヒトおよびマウスのMHC分子結合アルゴリズムを解析し、日本人86%/欧米人58%をカバーするCTLエピトープ候補ペプチドを選択しin vitro解析を進めた。
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