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2015 年度 研究成果報告書

A型インフルエンザウイルスの宿主特異性の分子機構に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25460581
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ウイルス学
研究機関東京大学 (2015)
岩手大学 (2013-2014)

研究代表者

今井 正樹  東京大学, 医科学研究所, 准教授 (30333363)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード鳥インフルエンザウイルス / ヘマグルチニン(HA)蛋白質 / 安定性 / レセプター特異性 / 膜融合活性 / 感染性
研究成果の概要

鳥インフルエンザウイルスがヒトに効率よく感染するためには、そのヘマグルチニン(HA)蛋白質のレセプター特異性が鳥型からヒト型に変化する必要がある。本研究では、ヒト型レセプターを認識するのに必要な変異がH1、H2及びH3 亜型の鳥ウイルスHA蛋白質の安定性に影響するのかどうかを調べた。その結果、H1亜型では、レセプター特異性変換変異がHAの安定性をわずかではあるが低下させることがわかった。一方、H2及びH3亜型では、HAの安定性にほとんど影響しないことがわかった。このことは、H2及びH3亜型の鳥ウイルスがヒト型レセプターを認識するのに必要な変異を獲得しやすい特性を有していることを示唆している。

自由記述の分野

ウイルス学

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公開日: 2017-05-10  

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