• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

腸管上皮細胞による樹状細胞コンディショニング機構の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25460586
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 免疫学
研究機関星薬科大学 (2015)
東京医科歯科大学 (2013-2014)

研究代表者

手塚 裕之  星薬科大学, 先端生命科学研究センター, 特任准教授 (30375258)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード腸管上皮細胞 / 樹状細胞 / TGF-β / IgA / 免疫寛容
研究成果の概要

腸管の樹状細胞(DC)は末梢リンパ節のDCとフェノタイプや機能の点で明らかに異なる. 腸管におけるDCのコンディショニング機構は, 同所に豊富に存在するTGF-βが重要であることを見出した. DCのみがTGF-βシグナルを受容できないDC特異的II型TGF-β受容体欠損マウスは, 炎症性細胞の主要臓器への浸潤や自己抗体の生産など, 自己免疫疾患様の病態が自発的に発症した. 本病態を発症したマウスの末梢リンパ節では腸内常在菌が検出され, 重要なことに, 同マウスへの抗生物質の投与は腸内常在菌の体内移行を妨げ, 症状や生存率を改善させた.

自由記述の分野

免疫学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi