チーム医療実践能力を涵養するインタープロフェッショナル薬学教育プログラムの開発

2016 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 25460645
• 研究機関: 福岡大学
• 研究代表者: 首藤 英樹 福岡大学, 薬学部, 准教授 (60412574)
• 研究分担者: 今給黎 修 福岡大学, 薬学部, 准教授 (50509627)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 薬学教育 / 実務実習 / チーム医療 / インタープロフェッショナル教育 / コミュニケーションスキル / スキルミックス

研究実績の概要

平成28年度は、平成26年度及び平成27年度に試行したIPEプログラムを、学ぶ側と教える側から再度、整理・見直しを行い、シラバス、実習計画、方略、評価法を具体的に定めて、平成30年度からの薬学教育新コアカリキュラムに対応した実行可能性の高い実践的なIPEプログラムを確立する予定であった。しかしながら、実習先の指導担当者や実務実習指導教員の配置転換等により、実習の継続が困難となったため、前年度までに実施した実習内容及びアンケート調査結果の整理や実務実習中に行った臨床研究や症例報告等に関する学会発表及び論文投稿の準備を行った。

研究成果

• [雑誌論文] 高血圧性緊急症患者に対するニカルジピン注射液原液の精密持続点滴投与による静脈炎発症の危険因子に関するレトロスペクティブ調査研究 (2017)
  • 著者名/発表者名: 宮津大輔、江田陽一、今給黎修、桑名寿幸、松浦徹、竹下龍次、與田賢作、秋吉正貴、手嶋由加、田中博和、長郷あかね、平川雅章、首藤英樹、片岡泰文
  • 雑誌名: 医療薬学 巻: 43 ページ: 45-52
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Angiotensin II type 1 receptor blocker telmisartan induces apoptosis and autophagy in adult T-cell leukemia cells (2016)
  • 著者名/発表者名: Tomohiro Kozako, Shuhei Soeda, Makoto Yoshimitsu, Naomichi Arima, Ayako Kuroki, Shinya Hirata, Hiroaki Tanaka, Osamu Imakyure, Nanako Tone, Shin-ichiro Honda and Shinji Soeda
  • 雑誌名: FEBS Open Bio 巻: 6 ページ: 442-460
  • DOI: 1002/2211-5463.12055
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Change of teicoplanin loading dose requirement for incremental increases of systemic inflammatory response syndrome score in the setting of sepsis (2016)
  • 著者名/発表者名: Takafumi Nakano, Yoshihiko Nakamura, Tohru Takata, Keiichi Irie, Kazunori Sano, Osamu Imakyure, Kenichi Mishima, Koujiro Futagami
  • 雑誌名: International Journal of Clinical Pharmacy 巻: 38 ページ: 908-914
  • DOI: 10.1007/s11096-016-0308-3
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] パーキンソン病治療薬ロチゴチン貼付剤の継続使用に関する検討 (2016)
  • 著者名/発表者名: 安高勇気、藤岡伸助、芝口浩智、今給黎修、鷲山厚司、坪井義夫、二神幸次郎
  • 雑誌名: BRAIN and NERVE 巻: 68 ページ: 655-660
  • DOI: 10.11477/mf.1416200458
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Fluorous-assisted metal chelate affinity extraction technique for analysis of protein kinase activity (2016)
  • 著者名/発表者名: Tadashi Hayama, Ena Kiyokawa, Hideyuki Yoshida, Osamu Imakyure, Masatoshi Yamaguchi, Hitoshi Nohta
  • 雑誌名: Talanta 巻: 156/157 ページ: 1-5
  • DOI: 10.1016/j.talanta.2016.04.058
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] DRESS syndrome caused by cross-reactivity between vancomycin and teicoplanin: A case report (2016)
  • 著者名/発表者名: Daisuke Miyazu, Nobuhiro Kodama, Daiki Yamashita, Hirokazu Tanaka, Sachiko Inoue, Osamu Imakyure, Masaaki Hirakawa, Hideki Shuto, Yasufumi Kataoka
  • 雑誌名: American Journal of Case Reports 巻: 17 ページ: 625-631
  • DOI: 10.12659/AJCR.899149
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] 1)小児けいれん重積および発作頻発状態患者に対するホスフェニトインとフェノバルビタールの有効性および安全性に関する比較検討 (2016)
  • 著者名/発表者名: 宮津大輔, 秋吉正貴, 山下大貴, 立石裕樹, 後藤貴央, 與田賢作, 安倍ひろみ, 田中博和,
  • 雑誌名: 医療薬学 巻: 42 ページ: 271-277
  • 査読あり / オープンアクセス
• [学会発表] シックデイ・マニュアルを活用した実践的な服薬指導実習プログラムの構築 (2017)
  • 著者名/発表者名: 中島章雄、高瀬友美、松尾宏一、今給黎修
  • 学会等名: 日本薬学会第137年会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2017-03-26 – 2017-03-28
• [学会発表] 各職種の診療録調査によるがん専門薬剤師外来の有用性の検討 (2017)
  • 著者名/発表者名: 高瀬友美、松尾宏一、宮崎元康、中島章雄、今給黎修
  • 学会等名: 日本薬学会第137年会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2017-03-26 – 2017-03-28
• [学会発表] プレガバリンの腎機能に応じた初回投与量に対する効果および副作用に関する調査研究 (2017)
  • 著者名/発表者名: 藤崎正宏、坂元佑哉、松尾宏一、今給黎修
  • 学会等名: 第6回日本薬剤師レジデントフォーラム
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2017-03-20
• [学会発表] Analysis of protein kinase activity with fluorous-assisted metal chelate affinity extraction of phosphopeptide followed by fluorescence detection (2016)
  • 著者名/発表者名: Ena Kiyokawa、 Tadashi Hayama、 Hideyuki Yoshida、 Osamu Imakyure、 Masatoshi Yamaguchi、 Hitoshi Nohta
  • 学会等名: International Symposium on Luminescence Spectrometry
  • 発表場所: Taiwan
  • 年月日: 2016-11-22 – 2016-11-25
  • 国際学会
• [学会発表] 術後感染予防抗菌薬適正使用へ向けた病棟専任薬剤師とICT の連携 (2016)
  • 著者名/発表者名: 宮崎元康、森脇典弘、池田澪樺、坂元佑哉、島田安希子、東島結城、中島章雄、高瀬友美、永田忍彦、後藤美和、松尾宏一、今給黎修
  • 学会等名: 第26回日本医療薬学会年会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2016-09-17 – 2016-09-19
• [学会発表] 薬剤師の褥瘡治療介入における有用性 (2016)
  • 著者名/発表者名: 中島章雄、高瀬友美、宮崎元康、金子朋博、園田みずき、松尾宏一、今給黎修
  • 学会等名: 第26回日本医療薬学会年会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2016-09-17 – 2016-09-19
• [学会発表] 実務実習における注射薬の無菌調製手技をより容易に修得させるための動画を用いた検討 (2016)
  • 著者名/発表者名: 金子朋博、東島結城、川田哲史、西美樹、井上貴文、中島章雄、松尾宏一、今給黎修
  • 学会等名: 第26回日本医療薬学会年会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2016-09-17 – 2016-09-19
• [学会発表] 検体部位別アンチバイオグラムの有用性 (2016)
  • 著者名/発表者名: 森脇典弘、宮崎元康、小宮ゆきえ、永田忍彦、松尾宏一、今給黎修
  • 学会等名: 第26回日本医療薬学会年会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2016-09-17 – 2016-09-19
• [学会発表] パーキンソン病治療薬ロチゴチン貼付剤の継続使用に関する検討 (2016)
  • 著者名/発表者名: 安高勇気、藤岡伸助、芝口浩智、今給黎修、鷲山厚司、二神幸次郎、坪井義夫、神村英利
  • 学会等名: 第26回日本医療薬学会年会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2016-09-17 – 2016-09-19
• [学会発表] 薬疹疑いにてアレルギー誘発薬剤の同定試験を行った1症例 (2016)
  • 著者名/発表者名: 安高勇気、芝口浩智、今給黎修、鷲山厚司、二神幸次郎、神村英利
  • 学会等名: 第2回日本医薬品安全性学会学術大会
  • 発表場所: 岐阜
  • 年月日: 2016-07-23 – 2016-07-24
• [図書] 薬の生体内運命 (2017)
  • 著者名/発表者名: 富田幹雄、高橋幸一、中瀬朋夏、丸山一雄、水間俊、甲斐久博、松野康二、本屋敏郎、登美斉俊、出口芳春、丹羽俊明、山田治美、首藤英樹、山内淳史
  • 総ページ数: 246（188-235）
  • 出版者: ネオメディカル