研究概要 |
平成25年度は網羅的、包括的定性法(LTQ Orbitrapを使用)により血中プラズマローゲン分子種を一部同定した。すなわち、コリン型プラズマローゲン16:0/18:1,16:0/18:2, 16:0/20:4, 16:0/20:5, 16:0/22:6, 18:0/18:1, 18:0/18:2, 18:0/20:4, 18:0/20:5, 18:0/22:6は検出された。また、エタノール型プラズマローゲン16:0/18:1, 16:0/18:2, 16:0/20:4, 16:0/20:5, 16:0/22:6, 18:0/18:1, 18:0/18:2, 18:0/20:4, 18:0/20:5および18:0/22:6も同様に同定された。さらに、これらプラズマローゲンを定量するために標準品のコリン型プラズマローゲン16:0/18:1,16:0/18:2,16:0/20:4, 16:0/20:5, 16:0/22:6, 18:0/18:1, 18:0/18:2, 18:0/20:4, 18:0/20:5, 18:0/22:6は化学的に合成された。現在はコリン型プラズマローゲン定量用のな内部標準物質を化学合成中である。
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