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2013 年度 実施状況報告書

HLAによる糖尿病の新分類の試み

研究課題

研究課題/領域番号 25460690
研究種目

基盤研究(C)

研究機関愛媛大学

研究代表者

大沼 裕  愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00294794)

研究分担者 高田 康徳  愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20432792)
大澤 春彦  愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90294800)
川村 良一  愛媛大学, 医学部附属病院, 助教 (90533092)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードHLA / GAD抗体 / 糖尿病
研究概要

目標数まで不足分のDNAサンプルならびに血清サンプルの収集を行った。
すでに収集したDNAサンプルの一部、約100サンプルについてHLAのA, B, C, DR, DQ, DPの6ローカスのタイピングを行なった。解析目的の6ローカスともに95%以上の割合でタイピング可能であった。よって、PCR-SSOP(Sequence Specificoligonucleotide Probe)法によるLuminex 社のxMAP テクノロジーを用いた本解析システムが、今後の多数サンプルのの解析に、有用であることが確認できた。
収集済み血清を利用して約500サンプルのGAD抗体を測定した.GAD抗体陽性率は約8%であり、われわれの既報の陽性率より高値であった。
データベースの構築を目的とし、糖臨床情報の収集を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本年 目標数まで不足分の、糖尿病症例200 サンプル、正常対照500 サンプルを収集する予定であったが、目標数までの収集に至らなかった。
外来診療中の同意書取得に律速があると考えられた。
すでに収集されたサンプルについての臨床情報収集が停滞している。

今後の研究の推進方策

HLAタイピングに採用した本解析システムが、今後の多数サンプルの解析に有用であることが確認できたため、すでに収集した多数サンプルについて、順次、HLAのA, B, C, DR, DQ, DPの6ローカスのタイピングを行う
膵島自己抗体、Cペプチド等、血清を用いたアッセイについても並行して効率的に行う。
臨床情報の収集についても効率的に行う。

次年度の研究費の使用計画

HLAタイピングにあたり、採用した解析システムの有効タイピング率は、今後の多数例の解析に重要な要素となるが、採用した解析システムの有効タイピング率の確認にとどまったため、予定より少額の支出となった。
多数例のHLAタイピング、血清を用いたELISA解析等の試薬ならびにキットを購入する。

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公開日: 2015-05-28  

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