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2015 年度 研究成果報告書

難治性かゆみにおける脊髄グリア細胞の役割の解明と新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25460727
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 疼痛学
研究機関順天堂大学

研究代表者

高森 建二  順天堂大学, 医学部, 教授 (40053144)

研究分担者 冨永 光俊  順天堂大学, 医学研究科, 准教授 (50468592)
加茂 敦子  順天堂大学, 医学研究科, 助教 (50614088)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード難治性かゆみ / ミクログリア / アトピー性皮膚炎 / 脊髄 / ミノサイクリン
研究成果の概要

本研究ではアトピー性皮膚炎のかゆみに焦点を絞り、難治性かゆみにおける脊髄グリア細胞、特にミクログリアの役割の解明と治療への応用を目指した。
その結果、ミクログリア活性化阻害剤であるminocyclineの髄腔内投与は脊髄において増加したミクログリア数を減少させることで、アトピー性皮膚炎様症状を発症したNC/Ngaマウスのかゆみ行を抑制し、皮膚炎を改善した。
本研究の成果により、脊髄後角のミクログリアがアトピー性皮膚炎における難治性かゆみの治療標的のひとつに成り得ることが示唆された。

自由記述の分野

皮膚科学、かゆみ科学

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公開日: 2017-05-10  

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