研究課題/領域番号 |
25460747
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
高嶋 直敬 滋賀医科大学, 医学部, 特任助教 (80435883)
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研究分担者 |
藤吉 朗 滋賀医科大学, 医学部, 准教授(Associate Professor) (10567077)
上島 弘嗣 滋賀医科大学, アジア疫学研究センター, 特任教授 (70144483)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 地域一般住民 / 睡眠時無呼吸 |
研究概要 |
本研究は一般地域住民から年齢層化無作為抽出した集団で頭部MRI検査等の潜在性動脈硬化に関する調査の協力が得られた調査協力者に対して、同時あるいは別検査日に追加で血中酸素飽和度を測定し睡眠時無呼吸に関する検討を行うものである。本年は調査手順書の作成及び睡眠時無呼吸に関するガイドラインに従って判定基準を作成した。またこれらを元に本学倫理委員会に潜在性動脈硬化に関する調査への睡眠時無呼吸検査の追加に関して倫理申請を行い承認を得た。調査機材の導入等が年当初見込みでは半期遅れる9月に予定されていたが、最終的に12月まで導入遅れたことから、有資格者に対するトレーニング等が12月、1月まで遅れた。これにより調査開始が平成26年2月となった。平成25年度中に6回の調査を完了し27名について測定を行った。 調査協力依頼は44名に行った。調査協力率は61%で調査開始時に想定していた調査協力率60%以上を保つことができた。44名のうち死亡・MRI検査禁忌等が5名おり、調査日程の都合等で次年度の調査を予定者が3名であることから実質的な協力率は75%以上であった。本年度は調査人数が少ないことからAHIの分布等についての検討は次年度に100名程度の調査が終了した時点で実施を予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
調査施設に導入予定の機器が当初見込みの9月より12月までずれ込んだことから、調査開始も当初見込みの平成25年10月より平成26年2月中旬に変更となった。これにより調査回数が35回を予定していたが6回しか実施できなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度調査回数を年間60回程度を予定している。一回人数を4名から6名程度まで増やすことにより予定人数を2割程度増加させることで平成27年度までに目標人数での調査を終了を予定している。
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次年度の研究費の使用計画 |
調査施設での予定されていた設備導入が平成25年9月から平成25年12月までずれ込んだことからこれに伴い調査開始が当初予定の平成25年10月より平成26年2月まで遅れたことにより調査回数が35回から6回に大幅に減少したため。 平成25年度の調査回数が減少し調査人数が少なくなったことから、平成26年度は調査協力者の最大一日当たりの検査人数を当初計画の一回4名から5割増しで実施を予定している。これに伴い、検査消耗品、調査員、調査協力者謝金等の調査関連経費が平成26年度予定額に加えて必要となるためにこれらの調査関連経費として使用を予定している。
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