• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

頸動脈の動脈硬化病変の進行と心血管病発症の予測因子としての家庭血圧の意義

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25460758
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 疫学・予防医学
研究機関九州大学

研究代表者

福原 正代  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (90360057)

研究分担者 清原 裕  九州大学, 大学院医学研究院環境医学, 教授 (80161602)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード家庭血圧 / 動脈硬化 / 頸動脈エコー / コホート研究 / 内膜中膜複合体厚
研究成果の概要

2007-2008年に福岡県久山町で実施した家庭血圧測定を含む断面調査の結果から、白衣高血圧(WCHT)、仮面高血圧(MHT)、持続高血圧(SHT)が頸動脈病変に与える影響を検討した。その結果、総頸動脈平均内膜中膜厚(平均IMT)の平均値は、NT群に比べWHT群、MHT群、SHT群のいずれでも有意に厚かった。この関係は多変量調整後も変わらなかった。また、最大IMT>1mmと頸動脈狭窄を有するオッズ比もWHT群、MHT群、SHT群で有意に高かった。
以上より、WCHTは無害とは言い切れず、高血圧治療ガイドラインが推奨するように生活習慣の改善と注意深い経過観察が必要であることが示唆された。

自由記述の分野

疫学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi