24歳〜59歳の肥満男性50名を栄養・運動指導群、リラクセーション・栄養・運動始動群の2群にわけ、減量プログラム開始前、12週間の指導プログラム終了後にそれぞれ調査票による栄養状態と心理社会的ストレスの測定、」血中食欲関連ホルモン濃度、血中ストレス物質濃度、身体計測、運動負荷試験、24時間連続生理機能測定を行った(平成25年度)。これらのデータについて特に血圧と職業ストレス、グレリンとの関連について詳細を解析して論文にまとめて公表した。今年度は、引き続きとくにベースラインからのレプチンの挙動について、減量プログラムとの関連を検討して興味ある知見を明らかにした(投稿中)。また、リラクセーションと心拍変動と運動負荷後の心拍数回復からみた自律神経活動 との関連について知見を得て投稿した。また、減量中の1例について各種脂肪酸の挙動を1年間にわたって詳細に検討し、食欲関連ホルモン、ストレスホルモン等との関連を解析中である。
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