研究課題
基盤研究(C)
クリニカルパス、市販される治療マニュアル、学会ガイドランの医療プロセスを行為分解木であるCHARMで記載した。クリニカルパスは、医療行為の目的を追加しながらCHARM上に表現可能であった。クリニカルパスでは表現の難しい心不全の治療プロセスは治療マニュアル、学会ガイドラインからCHARMで記載可能であった。卵巣がんの学会ガイドラインとクリニカルパスを結合して、CHARMで記載することができた。CHARMは電算機が認識できる記述方式となっており、これらの形でデータを保持することで、クリニカルパスでのガイドライン提示や、これまで適応困難であった疾患への応用など、新たな可能性を示すことが可能であった。
医療情報学