被支援施設で必要なシステムを既存のサーバかクラウド型で実施するかを検討し、サーバでのシステム構築を実施した。被支援施設におけるメディカルスタッフおよび患者のニーズを確認したところ、業務プロセスと患者対応に関わる項目があり、それを踏まえて必要なコンテンツを作成した。構築したシステムで遠隔コンサルテーション・カンファレンス・教育を携帯端末で実際に運用したところ、モバイル端末が実際に生きるのは患者教育の場面での利用シーンであった。このシステムの確立により、診療情報の共有やスタッフ教育および患者教育は基幹施設内だけでなく施設間でも可能となり、経験の少ない施設でも高度な放射線治療の均填化が可能となった。
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