当院医療者を対象に院内e-learningシステムを利用して「ラテックスアレルギー」に対する認知度およびサージカルグラブを含む医療材料の非ラテックス化に対するアンケート調査を実施した。その結果、知っているが正しく説明ができない者が56%であった。ラテックスアレルギーを有する患者と接したことがある者は25%あり、医療材料の非ラテックス化に対しては、56%が賛成であった。 この結果を踏まえて、研究期間を1年延長し、平成28年度には手術室内で非ラテックス製サージカルグラブを全て非ラテックス製に変更したが、その前後でのラテックスアレルギー発症事例数検討が出来ないまま研究期間を終了した。
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