集中治療室におけるCRBSIを撲滅するために、CRBSIの関連因子を明らかにし、医療従事者への血流感染予防策の教育方法を確立し、予防策を実行した。 27か月間のデータ解析の結果、CRBSIに関連する因子は、集中治療患者の重症度、集中治療室滞在期間、カテーテル挿入日数、大腿静脈へのカテーテル挿入であった。CRBSI予防策として、標準予防策に加えて、新たな介入策と感染制御チームによる定期的な監査を開始した結果、感染率は減少傾向が見られた。現場のチームにより、介入策の徹底を周知する教育体制の導入も円滑に行うことができた。今後成果の発信を継続していく。
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