研究成果の概要 |
ランダムPCRを用いたGP法で,2種類のウイルス種の識別に成功した.クラスター解析によってウイルス種を同定する以前に,ウイルス種特有のSpecies Identification dots(Spiddos)によってウイルス種が判定できることがわかった.実際のヒト尿検体からウイルス種を同定することに成功した. 死体血中の細菌17SrDNAをPCR増幅し,温度勾配電気泳動したところ,GPにて各種細菌類に相当するSpiddosを同定することに成功した. 細菌17SrDNA を指標としたGP法による微生物種の同定が溺死の判定法として有効と考えられた.
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