研究課題/領域番号 |
25460894
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
牛越 博昭 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (00402165)
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研究分担者 |
白井 邦博 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (20268618)
小倉 真治 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30185566)
松本 淳 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 技術補佐員 (90467209)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 統合医療の応用 / 脳血流と高次機能障害の関係 |
研究概要 |
初年度は、当救命センター集中治療領域の基礎データベースの再構築により、各疾患群におけるニーズから対象疾患の絞り込みをおこなった。さらに東洋医学的弁証シートの作成をした。そのシートを用いた初期評価と定期フォローをおこなう診断治療システムを導入し、データシートからデータベース化の土台をつくった。 各種バイオマーカー測定系の確立と組織循環評価のパラメータとして従来の重症疾患患者生体モニターに加えて、脳血流評価の無侵襲混合血酸素飽和度測定監視装置の測定機器の購入を行った。 その結果、集中治療室入院時から退室までのデータの収集をおこなうことができた。 そのほか、東洋医学的介入としての温灸治療が腎血流に及ぼす影響を検討した基礎データを論文化し、発表準備をすすめた。介入ツールの効果判定、根拠の基礎データを得た。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
購入機器の選定や重症集中治療の基礎疾患のばらつきが大きくデータが十分でない部分。測定系パラメータが多岐にわたるため、疾患群の絞り込みを必要としたため。
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今後の研究の推進方策 |
基礎データの収集、システム化の構築。症例数を増加させるため、測定系項目の簡便化をすすめる。海外学会参加、海外施設の視察を通じて、他の研究者と意見交流を図る。
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次年度の研究費の使用計画 |
物品費の調整ができなかったため。 次年度物品費に使用。
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