研究課題/領域番号 |
25460905
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
木村 成志 大分大学, 医学部, 准教授 (30433048)
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研究分担者 |
中村 憲一郎 大分大学, 医学部, 医員 (70608372)
麻生 泰弘 大分大学, 医学部, 助教 (80555194)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 認知症 / 軽度認知障害 / アミロイドイメージング / バイオマーカー / 大脳白質病変 |
研究成果の概要 |
無症候性白質病変(WMLs)は,アルツハイマー病(AD)および軽度認知障害(MCI)で頻繁に合併する.横断的検討では,WMLsは,血管疾患の危険因子(特に高血圧)と関連し,学習や情動と関連する前頭葉や辺縁系の脳機能に影響することを明らかにした.さらに,経時的検討からWMLを伴うADでは,認知機能障害の進行が速く,前頭葉と側頭葉の脳血流が高度に低下することが示唆された.PETとバイオマーカーを用いたMCIと健常高齢者を対象とした検討では,大脳白質変性が発症前段階から生じており,脳内アミロイド沈着と関連することを明らかにした.また,ADの病態に炎症性サイトカインが関与する可能性が推測された.
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自由記述の分野 |
神経内科
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