研究成果の概要 |
通常内視鏡検査時に廃棄される胃洗浄廃液から回収・解析したDNA異常を胃がんの分子マーカーとして臨床応用する本研究の目的は、最終的に前向き臨床試験として行われ、解析の結果、Sox17,miR34,MINT25の3遺伝子メチル化異常が超早期胃がんを捉えることの出来る候補遺伝子として選定され、それぞれの感度・特異度・AUC(Area Under the Curve)は、Sox17(70.0%,48.1%,0.646)、MINT25(70.0%,35.2%,0.555)、miR34(65.0%,49.4%,0.578)という結果を得ることが出来たため、米国がん学会、米国消化器病週間にて発表を行った。
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